アメシスト(Amethyst / 紫水晶)

    英名:Amethyst(アメシスト)
    和名:紫水晶(濃紫)
    成分:SiO2
    主な産地:ブラジル・ウルグアイ
    意味・効果: 鎮静、リラックス、家庭運、恋愛運、魔除け
    誕生石にもつ人:12月21日、22日、23日の人
    チャクラ: 第七チャクラ


    amethyst(アメシスト)

    この子をなんとはなしに眺めていて、一番に感じるのが、精神を鎮め、深いリラックス状態に持っていってくれるその不思議な力。見ていると心の中がどんどんクリアに静かになっていきます。今この文章を書くときに、眺めながら、手に取りながら書いているのですが、しばらく手のひらに置いて、瞑想したくなる(笑)

    紫は西洋においても、東洋においても、高貴な色とされています。日本史で習ったのを覚えている方もいらっしゃるかもしれませんが、聖徳太子の定めた「冠位十二階」で最高ランクに位置づけられたのが紫です。中国でも、日本でも、紫は高貴な人間しか使うことが出来なかった禁色。自然界の中で沢山ある色ではないので(フェニキアの紫貝とかが有名ですね)、ハレとケ、聖と俗でいったら、ハレ、聖の気質が強い色だと思います。なんとなく、アメジストと向かい合う時って、日常と切り離して心を澄ませるような気分になる。

    悪を遠ざけ、人生の悪酔いを遠ざける石とされ、古代ローマでは酒に飲まれぬように、この石で作った器でお酒を楽しんだとか。そう思うと、現代なら接待をしないといけない営業さんや、バーテンダー、お水関係のお仕事の方に是非持ってもらいたい石ですね♪

    恋愛に効くとか、家運上昇とか、霊的なパワーがあるとか、色々な本に書かれていますが、なぜそれに効くかという本質的な所を考えてみると、この石の特徴っていうのは『冷静さ、沈静作用』という効能から、それに付随する効果が現れているように思えます。自分を見失わないから恋愛にも効くし、冷静に物事の大局を見ることは、家運の上昇にもつながる。心の傷があったら、それがひどく痛まないように沈静化してくれたり。そしてお酒の酔いにいいのも鎮静作用。 覚えやすいから、『沈静化と高次元の石』と覚えよう。あとは応用拡大解釈でいけるはずです(笑) そう考えると、浮かれるとか、中毒になるとか、よっぱらうとか、そうしたことには大抵効く気がします。車酔い、船酔いにも効きそうだ(笑)他色々な病気で気持ち悪くなるような症状も穏やかになるかもしれない。

    対応するチャクラとしては、第7チャクラ(サハスラーラ)。頭部にあるとされるチャクラで、神界と人間界との接点。体と心、ハイヤーセルフ、それよりもっと上の存在、そうしたものを調和、統合、リンクさせてくれる。

    きっと、アメジストは、心も体も鎮めて、高い霊性とつながれる石 なんだと思います。んー、この子と対峙するときは、その聖性や品位に対してそれ相応のふさわしい心持で臨むと、石も応えてくれる気がします。なんとなく直感的にそう感じる。けど別にとっつきにくいわけでもなくて、ちゃんと向き合えばとても愛情深い子ですよ。 この子の身体的ヒーリングポイントは、梨状筋(股関節深部に位置する筋肉)だそうです。股関節部分の筋肉って、意識しないとのびないし、使わないしね。ヨガのがっせきのポーズとか気持ちいいし。

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    講師・デザイナー 足立あす香


     
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